
ドミニオン攻略!その2
皆さまこんにちは。
いつもありがとうございます!
フリーボードゲームカフェONE店長の左近(さこん)です。
前回のドミニオン攻略の続きを書いていきたいと思います!
【ドミニオン攻略 さこん式優先順位】
①破棄(強破棄)があるか。
②アタック(特に呪い撒き)があるか。
→以前のブログをご参照くださいませ。
③+2アクション(いわゆる村系)があるか。
プラスアクションがレギュにあるかないかによってデッキの組み立ては全く変わってきます。(優先順位①でも②でも同じこと言ってたのでは?笑)
まず基本で押さえるべき絶対原則は「プラスアクションがないならアクションカードは入れすぎない。」です。
何を当たり前なことを、と思われるかもしれませんが意外にアクションカードを入れすぎてしまっている方が多いと感じます。
アクションカードは色々な効果が書いてあるし「なんとなく強そう!」と思われるかもしれません。これこそが罠です。お気をつけ下さい。笑
上級者ほど「金貨」に対する評価が高くなります。シンプルに1枚で3金の価値。強い!笑
「じゃあ銀貨・金貨と属州(公領)だけ買っておけばいいってこと?」答えは『No!』です。
だってつまらなくないそれ?笑
というのは半分冗談で半分本気です。
ボードゲームは楽しんでナンボ!ただし結果的に負けてばかりでは楽しめない!でも過程も楽しみたい。そう大事なのは『バランス』です。
結論としては「君に決めた!」というアクションを選んで数枚だけ買う、がベターです。例えばドロー系(鍛冶屋など)、キャントリップ系(商人など)、お金出す+アタック系(民兵など)。
特化型でデッキ構築しましょう!
④勝利点トークン獲得アクションがあるか。
「勝利点トークン」をご存知でしょうか。
勝利点トークンがある場合、ゲーム性が全く変わります。勝利点トークンはデッキを膨張させることなく勝利点を上げることが出来る要素です。
勝利点トークンと通常の勝利点カード(属州など)で決定的な違いは、下記2点です。
・上限がない。
・デッキを膨張させない。(勝利点トークン自体は。)
上記が抱えるヤバさがお分かりになりますでしょうか。
そう『青天井』ということです!
リーグ戦を行なっている当店において『青天井』。。なんと恐ろしい響きでしょうか。(中には歓喜する人もいるかも。笑)
規制規制の昨今の風潮に逆行するかのように。勝利点トークン恐ろしいコ。。笑
あまりにも恐ろしいため、ここに実名でヤバいコたちを紹介しておきます。先に声を大にしてお伝えさせて頂きます!彼ら(彼女ら?)を決して侮ってはいけません!!(はい。私は侮って先日70点の差をつけられました。泣)
彼らを見かけたら最警戒態勢で臨みましょう!笑
【侮るなかれ!恐ろしいコたち一覧】
一応ヤバい(当社比)順に並べてます。笑
1.戦車競争(拡張帝国)
『デッキトップ勝負!コストで勝れば勝利点獲得!ついでに①金も出るよ。』
彼のヤバさの本質は「デッキに余計なカードを入れる必要がない+必要なカードが減らない+基本的に相手にメリットがない。」ことです。つまりゲーム終了までずっと同じ行動が出来ることになります。
そしてコスト3金で買えるという。。安すぎない?笑
テキスト文言にするとヤバさが伝わりづらいですが実際やられると分かります。「あっ、これヤバいやつだわ。」ってなります。笑
特に銅貨を廃棄できる盤面ではヤバいです。自分も銅貨を廃棄する+自分も戦車競争を購入しましょう。
他のカードにも言えることですが、具体的な対策は「自分も買って相手に渡る枚数を減らすこと」です。あわよくば自分が使いましょう!笑
2.庭師(拡張帝国)
『勝利点カード獲得したら勝利点トークンをプラス!』
彼女のヤバさの本質は「レバレッジが掛かる」ということです。
具体的には、庭師が場に5枚出ている状況で屋敷を3枚獲得したとします。(+カード購入などがあると仮定)この時、5(庭師枚数)×3(勝利点カード獲得枚数)+3(屋敷分)の18点プレイということになります。屋敷3枚が属州3枚と同じ価値です。
キャントリップ(+1ドロー/+1アクション)なので場に複数枚出すことが容易です。
こちらも対策は自分も買うことですね。戦車競争との違いは「勝利点トークンには上限がなくても勝利点カードの数には上限(屋敷12枚)があること」です。それでも十分に恐ろしい。。笑
3.ならず者(拡張繁栄)
『購入した分勝利点トークンゲット!アタック効果もあるよ。』
彼らのヤバさの本質は庭師同様「レバレッジが掛かる」ことにあります。
こちらも具合例を。ならず者が5枚場に出ている状態で屋敷を6枚購入したとします。(手札で2金はあると仮定)この時、5(ならず者枚数)×6(購入枚数)+6(屋敷分)=36点プレイということになります。なにそれ!?笑
庭師との違いとして、マイナス面は複数枚出すには村系(+2アクション)のサポートが必要。プラス面はアタック効果付き及びならず者カード自体に+カード購入効果が付いていることです。
勝利点トークンゲットできる=ゲームが長引くほど有利です。アタック効果は相手の手札を減らす効果なのでゲームが長引きます。
ただ、真に恐ろしいのは「ドミニオンには0金で買えるカードが存在すること(=銅貨)」です。つまりならず者を使うと2勝利点トークンは最低ゲットできることになります。屋敷要らんやんけ!(そのかわりデッキに銅貨が大量に入りますが。笑)
4.司教(拡張繁栄)
『廃棄をしながら勝利点トークンゲット!』
彼のヤバさの本質は「デッキを膨張させることなく勝利点がゲットできる」ことです。
前述の庭師・ならず者は勝利点トークンをゲットする際に不要なカード(屋敷、銅貨など)を獲得する場合が多いです。結果的にデッキが膨張し繰り返し同じプレイをすることが難しくなる、という欠点があります。
司教の場合は廃棄効果のため膨張の心配がありません。もし金貨を容易に獲得できる場合(青空市場、坑道、山賊、予言者、金貨袋、ヒーローなど)金貨廃棄4点獲得を繰り返し行うことができます!公領要らんやん!笑
欠点として司教は強いカードのため他のプレイヤーに廃棄を促すメリットを与える点です。
司教の勝利点トークン差が出る(通称:司教差)はよくありますのでなるべく1枚は入れておくことをオススメします。(複数はオススメしません!)
今回はここまで、また次回以降で紹介します!
ちなみに、優先順位⑤と⑥はオーナーである岩田慎太郎さんのブログに記述頂いてますので気になる方はこちらをご参照くださいませ!(楽してる訳ry)
レッツドミニオン!!
⑤特殊勝利点があるか。(植民地、帝国ランドマーク含む)
https://ameblo.jp/boardgamepro/entry-12464885676.html
⑥手札補充カードがあるか。望楼、書庫、よろず屋、呪われた村、など。
https://ameblo.jp/boardgamepro/entry-12464884428.html
⑦独占すると強いカードがあるか。狩猟団、狂信者、寵臣、大市場、念視の泉、など。
⑧特殊状況下で強いカードがあるか。移動動物園、ゴーレム、策士、狂人(隠遁者)、橋(ビッグブリッジ)、など。
⑨終わり方は3山切れか、属州枯れか。
⑩上記優先順位でレギュレーションを確認した後、デッキのコンセプトを決める。最終形、ビジョンを明確に。
⑪最終形に辿り着くために必要なカード枚数を考える(ザックリでOK!)
⑫カードを揃えるのに役立つカードを優先して獲得する。拡張、値切り屋、職人、など
●(おまけ)対戦相手を見る
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店長 左近(さこん)
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