解いた後の隙。
皆さまこんにちは。あるいはこんばんは。
いつもありがとうございます!
フリーボードゲームカフェONE店長の左近(さこん)です。
皆さんは『ミスディレクション』という言葉をご存知でしょうか?
手品・マジックで使われている手法ですね。
相手の意識の隙を突く、ことを指します。
手品をする時に右手に注目させておいて、実は左手でタネを仕込んでいたり。
少し前には「黒子のバスケ」という漫画が流行りましたよね。
あの漫画の主人公が使っていた技がこの「ミスディレクション」です。
「ミスディレクション」は「ミスリード」の一部です。
まぁ似たようなモノですので深く意識する必要はないですが。笑
この「ミスリード」はボードゲームにおいてもよく用いられます。
人狼やレジスタンスといった正体隠匿ゲームにおいては顕著ですし、またカタンでも使われます。
要するに相手に「思い込み」をさせる、ことです。
もしかすると相手のことを「騙している」ような気がしてミスリード自体好きじゃないという方もいらっしゃるかもしれませんね。
これは好みの問題なのでとやかく言うことはできませんが、もし強くなりたいのであれば「ミスリード」技術は持っているに越したことはありません。
本日とある映画を観ていて感銘を受けたのですが、この「ミスリード」の最上級テクニックが紹介(?)されていました。
それは「相手に自ら問題を解かせる」ことです。
問題に対峙している相手に答えをどれだけ誤魔化しても効果は薄いです。なぜなら相手が警戒しているから。
そんな時にもし相手が自ら問題の答えにたどり着いたとしたら。。。
人は「自分が辿りついた答えに固執する」という習性があります。さらに敵対する相手からその答えを承認するかのような態度を取られるとご満悦です。笑
つまり「誤った答えを用意しておき、そちらに相手が自ら辿り着けるように誘導する」これがミスリードの最上級です。
これをカタンに応用するなら、よくある「独占」か「ポイント」か論争の際に使えるかもしれませんね。
自分が持っているカードを相手に気取られたくなければ、反対の答えに相手が辿り着けるようなニセのヒントを用意しておきましょう。
例えば、盤面が5点で伏せカードが2枚(ポイント、独占)であり、独占を悟られたくなければ、全員の得点計算をしながら自分の得点を「私はまず7点でしょ~」のような形で言う、とかですね。
これは「(推定)7点」という()を省略して言っているだけですので『嘘』にはなりません。
その時、相手が「あっ!この人自分からポイントだって言っちゃってるよ~」と(誤った)答えに辿り着ければ作戦成功です。
あくまでも「相手が自ら」この部分が重要なポイントです!
自分が推理小説家になった気持ちで「ミスリード」使っていきましょう!笑
それではまた次回のブログで!
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