ジャイアントキリングを狙え-カタン強者を討つ方法とは。
皆さまこんにちは。あるいはこんばんは。
いつもありがとうございます！
フリーボードゲームカフェONE店長の左近(さこん)です。
皆さんは今年の「カタン納め」終わりましたでしょうか？
私は大晦日までカタンやってそうです！納めないです。笑
そして、いよいよ今週末は当店の岩田オーナー率いる社団法人ボードゲームの『鳳凰位戦』が行われます。
昨日常連さんが「あと2日かぁ。」と仰った際に「仕事納めですか？」と聞いたら「鳳凰位戦ですよ！(怒)」とツッコまれました！流石ですね。笑
当店のONEリーグとは別で開催されているカタンリーグ戦においてAリーガー及びBリーガーのみ参加できますので誰が優勝してもおかしくない実力者たちが集うガチ大会となります。あっ！もちろんエンジョイ勢も参加可能な楽しい大会ですよ！笑
ただ「誰が優勝しても」と言いつつ、カタンは実力差が出るゲームですので決勝に残るにはそれ相当の腕前が必要となります。
リーグ戦上位勢は安定感のある試合運びで勝ち進んでくるでしょう！
1人1人の個別対策は難しいですが、上位勢全般に効く対策を書かせて頂きます。私は参加しませんのでこれを読んだ皆さんの勝利に少しでも貢献できれば嬉しいです。
※当アドバイスを実践して負けた場合でも保証等出来かねますのでご了承下さいませ。
初期配置などの基本戦術はある程度マスターしている前提でのお話です。
①「このパターンが結局勝つじゃん！」を使う。
当店のリーグ表では順位・得点と一緒にラージェスト(最大騎士力)とロンゲスト(最長交易路)の回数をカウントしております。このデータを基に傾向と対策を練ることができます。やっぱりデータは大事ですね。テニプリの乾のように「ラージェストで来る確率95%」とか言いながらカタンやりましょう！笑
結論としては「上位勢はラージェストを狙う」ということです。当店のリーグ上位20名+岩田オーナー(計21名)の内ロンゲスト数がラージェスト数を上回っている方は4名しかおりません。
これは逆説的にラージェストを取ってる方の勝率が高いということです。
つまり、ロンゲストを取ってポイントが高い方よりも伏せカードが多い+引きやすい状況でポイントが低い方を警戒対象にする必要があります。
これこそが「結局このパターンの人が勝つじゃん！」です。笑
また鳳凰位戦だけで使えるフレーズとして「皆さんなら分かりますよね？」があります。これはカタン実力者が集う大会だからこそ使えるキラーワードです。経験豊富な方たちこそが目先の盤面ポイントよりもラージェスト狙いの方の勝率の高さを肌で感じているはずです。ですので「結局発展カード引きまくってラージェスト取る人がいつも勝つじゃないですか！途中でロンゲスト取って目立った人負けるじゃないですか！もちろん経験豊富な皆さんならそのことわかりますよね？」が刺さるはず！
ラージェスト狙い戦略の強みは「順位のミスリード」にあります。これについての対策は②で詳述します。
②「言ってるあなたはどうなんですか？」を使う。
こんなワードが出たら要チェックや！
・「もう5点！？強っ！」
・「1人だけ7点は強い！7点の人とは交渉できないな。」
盤面に寄りますが「ロンゲ込みの都市なし7点」くらいはぶっちゃけ大したことないです。(ただし伏せ発展カードなしに限ります。)
大したことないですが上位勢ほど『大したことある感じ』の空気作りが上手いのです！
なので自分が言われる立場だったら「そう言ってるあなたはどうなんですか？」と場の風向きを変えてみましょう。この時には推定点数をマックスで考えた場合の危険度を考慮して話を展開できればベストです。
推定ポイント話の展開で大事なのは「物証があるかないか」です。伏せカード込みでの推定ポイント計算は物証ありですが、「ロンゲスト取ったら/開拓地を建てたら/都市化したら」は物証なしです。物証なしの未来の話を基に『大したことある感じ』の空気作りをしてきた時はその点を突きましょう！「たらればの話今しても仕方なくないですか？」ですね。
③「絶対ですか？」って聞いてみる。
カタン強者はコミュニケーション強者です。そして基本的には良い人です。(例外はない、と信じたい。笑)
ですので本心で思っていることを言う時とミスリードしようと言ってる時では話の熱量が違います。特に盗賊の移動や騎士使用の際の交渉の時に顕著になります。
きっと「◯◯さんが今1番進んでるから止めた方がいいよ！」という話になりますので、この時の熱量で測りましょう！
熱量というと曖昧で分かりづらいかと思いますので、そんな時には「絶対ですか？」この単語が1番刺さります。
内心では自分を止めるべきだと思いつつ他の人を止めるようミスリードするのは嘘ではないにしろ若干の後ろめたい気持ちがあります。なので「絶対ですか？」と聞いて相手の反応を観察しましょう！本気で自分を止めるべきではない、と思ってる場合は即答で「ぜったい！！」と返してくるはずです。
紹介したのは上位勢にのみ通じる戦術ではありますが、きっと上位勢はそれを上回る実力を魅せてくれるでしょう！(ハードルを上げていくスタイルです。笑)
鳳凰位戦出場の方皆さんファイトです(^-^)/
それではまた次回のブログで！
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