初手の違いが戦力の決定的差ではない。

皆さまこんにちは。あるいはこんばんは。
いつもありがとうございます！
フリーボードゲームカフェONE店長の左近(さこん)です。

皆さんは「許せないこと」や「嫌いなもの」に出会った時にどのように対応していますか？

格言・名言の中では決まってこのようにあります。
「受け入れる器を持ちなさい。」と。
正直無理ですよね。（えっ？笑）

やっぱり許せないことは許せないし、嫌いなものは嫌いなのです。笑
ですので大人であれば適度に距離を保つ、などの対処法を取りましょう。
子供の場合（子供はこのブログを読んでないと思いますが。笑）は、いっそのこと学校に行かないとか、グレるとかの手段に出てもいいかもしれません。
少し前に「完食指導」に関する問題がトレンドになっていましたが、何かを強制され続ける環境なら逃げてしまってもいいと思います。人間は自由ですからね。

という訳で（どういう訳？笑）、ドミニオンのお話です。
ドミニオンでも「許せない」「嫌い」なカードが存在します。
もしプレイヤーにアンケートを取ったとしたら、必ずランクインしてくるのが『支配』と『不正利得』です。
「支配」については以前ブログで紹介させていただいたのでウザさの説明は割愛しますね。笑

そして「不正利得」。こちらのカードはドミニオン拡張版「異郷」に収録されているカードです。
“このカードを使用するとき、あなたは銅貨1枚を獲得して手札に加えてもよい。|このカードを獲得するとき、他のプレイヤーは全員、呪い1枚を獲得する。”
という効果を持ちます。

このカード何が一番ウザいかと言うと。「ただの財宝カードである」という点です。
つまりアタックカードではないため、「灯台」「堀」「守護者」と言った防御カードで防げないのです。
どう見てもアタック効果じゃん！と思いますが。笑

更に「呪い撒き」のスピードが尋常ではありません。
例えば「魔女」などのアタックカードは購入（獲得）して、リシャッフルをした後、手札に引き入れて、使用する、の間にタイムラグがあります。
しかし不正利得はその時間を短縮。「今呪い撒きしたいなぁ～」と思った時にアタックできるカードです。どう見てもア(ry

そのため、初手でいわゆる5：2（5金、2金が手札に出る状態。）が来ると、相手の最初のリシャッフルに呪いを含ませることが出来る、超強力なアタックを放つことができます。
これを喰らった側のディスアドは尋常ではありません。しかもアタックした側はその不正利得を使って再度不正利得が買いやすくなっている、というオマケ付きです。

今回、常連のタキ君、岩田オーナー、私でドミニオンをしている時に、岩田オーナーと私が5：2で不正利得を購入する、という展開が発生しました。
しかもタキ君は3番手のため、リシャッフルが最後、つまり呪いを2枚含んだ状態で最初のリシャッフルを迎えております。

ぶっちゃけ私が逆の立場だったら「投了」したいくらいの決定的差が生まれています。

最終的に結果は。。。なんとタキ君の勝利！！
改めてドミニオンではタキ君が当店No.1だと感じましたね。素晴らしいプレイングでした。

そうです！諦めなければ何とかなる！
皆さんも最後まで頑張ってプレイしてくださいませ～

それではまた次回のブログにて！

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