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「根城」ドミニオン新拡張ルネサンス ピックアップその12

皆さまこんにちは。あるいはこんばんは。

いつもありがとうございます!

フリーボードゲームカフェONE店長の左近(さこん)です。

今回のドミニオン新拡張ルネサンスのピックアップは「根城」です!

今回まで様々なルネサンスのカードを紹介してきましたが、カード(プロジェクト)の強さを感じて頂けましたでしょうか。

ルネサンスのカードは総じて強力なものばかりですのでサプライにルネサンスのカードが出ている場合には「どうやってデッキに組み込むか。」を念頭にカードを獲得していきましょう!

もちろんサプライによっては必要じゃない場合や、入れ過ぎ注意のカードもありますが、基本的にはガンガンルネサンスのカードでデッキ構築してOKです!

そして今回の「根城」これは『入れ過ぎ注意』のカード筆頭です。笑

最初効果を確認した時「このカードめちゃくちゃ強くね?」と思ったのですが、実際使ってみると「あっ入れ過ぎたらダメなやつだ。」と思うタイミングが来ます。笑

「根城」の効果は、

『+1カードを引く +2アクション あなたの手札1枚を廃棄する。そのカードが勝利点カードの場合、呪い1枚を獲得する。』

廃棄できる村じゃん!と思うじゃないですか。呪いを獲得するデメリットも銅貨廃棄すればモーマンタイ!だし。

以前のブログにも記載しましたが「ドロー&廃棄」の概念は強いです。廃棄スピードが速いですからね。いわゆる「強廃棄」の部類に入ります。

そして「村」の効果(アクション数を増やす)も強力です。この両方を兼ね備えた「根城」最強やん。。と思いきや!

クセ者なのはこの廃棄効果が「強制」であるということです。

ドミニオンには「〇〇してもよい。」という任意効果と「〇〇する。」という強制効果があります。

もし根城の廃棄が任意効果であれば最強カードだったことでしょう。

流石に絶妙なバランスでカードの効果が考えられていますね。

もちろん廃棄が強制効果であるカードは他にもあります。例えば「屑屋(暗黒時代)」「改良(陰謀)」がありますが、これらのカードと「根城」との違いは「廃棄効果自体がそのカードの本質かどうか。」です。

屑屋は+①金が出ますが、+①金のために入れることは稀です。要するに廃棄がメインで+①金はおまけです。同様に改良も廃棄がメインです。

しかし「根城」の場合は、+2アクションがメインで廃棄がおまけです。

そして+2アクションはデッキに枚数が多ければ多いほど他のアクションとのシナジーが生まれやすく、なるべく多くの枚数をデッキに組み込みたいところ!そうです。「根城」はなるべく多くデッキに入れたいのですが、根城を入れすぎると廃棄対象のカードがなくなります。

これを「根城のジレンマ」と呼びます。(私が今名付けました。笑)

そしてこのジレンマに囚われた時に気づきます。「勝利点カードを廃棄した場合呪いを獲得」この効果が実は根城を使う上でメリットの効果であることに。

世の中には自分が体験してみて気付くことがたくさんあります。

皆さんも是非根城を大量にデッキに入れて「根城のジレンマ」味わってみて下さいませ(^-^)/

それではまた次回のブログにて!

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