ジャストワンってどんなゲーム?
こんにちは!ボードゲームカフェONE、店長の左近(さこん)です。
今回は、みんなで協力して一つの言葉を当てるボードゲーム『ジャスト・ワン』をご紹介します!
このゲームの特徴は、同じヒントを書いてしまうと、そのヒントが使えなくなること。
ただ分かりやすいヒントを考えるだけでなく、ほかの人が何を書くのかも想像する必要があります。
そして私が考える、このゲームの一番の面白がりどころは、チームの中で自分がどんな役割を担うかを考えることです。
それでは、どんなゲームなのか見ていきましょう!
① ジャストワンってどんなゲーム?
『ジャスト・ワン』は、全員で協力してお題の言葉を当てるパーティーゲームです。
基本情報はこちら。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プレイ人数 | 3~7人 |
| プレイ時間 | 約20分 |
| 対象年齢 | 8歳以上 |
| ジャンル | 協力型パーティーゲーム |
| ゲームデザイナー | Ludovic Roudy、Bruno Sautter |
| 原版メーカー | Repos Production |
| 日本語版発売元 | アークライト |
ルールを簡単に説明すると?
まず、一人が回答者になります。
回答者は持ち回り制。13枚のお題カードを使って、チームで何問正解できるかを目指します。
回答者以外の人は、お題の言葉を見て、それを伝えるためのヒントを一つずつ書きます。
例えば、お題が「りんご」だったとしましょう。
「赤い」「果物」「青森県」など、いろいろなヒントが考えられます。
ただし、同じヒントを書いた人がいると、そのヒントは使えません。
二人が同じヒントを書けば二人とも、三人なら三人とも、そのヒントは使えなくなります。
回答者は、残ったヒントだけを見て、お題を推理します。
これを繰り返し、みんなでできるだけ多くの正解を目指します。
※3~4人で遊ぶ場合には、ヒントを二つずつ書く特別ルールがあります。
② どんな人・状況におすすめ?
『ジャストワン』は、こんな人におすすめです。
- みんなで協力して遊びたい人。 一人の勝者を決めるのではなく、全員で正解を目指します。
- 自分のアイデアを生かしたい人。 どんなヒントを出すか、自分なりに工夫できます。
- 言葉の連想や、相手の考えを想像することが好きな人。 同じ言葉から何を思い浮かべるのか、その違いも楽しめます。
特におすすめしたいのは、ボードゲーム会など、初心者や初対面の人が集まる場面です。
お互いのことをよく知らなくても、ヒントを考えることを通じて一緒に遊べます。
むしろ、初対面だからこそ面白いこともあります。
「えっ、それを書くの?」
「まさか同じヒントになるとは!」
そんな発見が生まれるからです。
ヒントが被ってしまうことさえ、笑いにつながります。
逆に、おすすめしない条件は?
個人の勝敗をきっちり決めたい人や、正体隠匿ゲームのように相手を疑う駆け引きを求める人には、目的が合いません。
また、普通のヒントを書くよりもついついふざけたヒントを出したくなる人にも注意が必要です。
もちろん、意外なヒントを考えること自体は、このゲームの面白さの一つです。
ただし、回答者に伝えることよりも、面白いヒントを書くことが目的になってしまうと、チームの協力が成立しにくくなります。
ヒントが伝わらなかった人を強く責める雰囲気も、このゲームには向いていません。
お互いの工夫や失敗を面白がれることが大切です。
③ なぜおすすめするの?|根拠と実例
私が『ジャストワン』をおすすめする理由の一つは、自分の考えたヒントが相手に伝わり、その反応を直接知ることができるからです。
実際にお店で遊んでいる様子を見ていると、回答後にこんな会話が生まれます。
「このヒントがデカかった!」
「いや、これはミスリードだったわ!」
ヒントを出した人にとっては、自分の考えた言葉が相手にどう伝わったのかを知る機会になります。
私自身が遊んだときの出来事もコチラの記事で紹介しています。
お題は「ロック」。ヒントは「ぶんどる」笑
一撃で伝える? それとも合わせ技?
ヒントを考えるときには、大きく分けて二つの狙い方があります。
一つは、自分のヒントだけで正解にたどり着いてもらう「一撃」。
もう一つは、ほかの人のヒントと組み合わせることで正解に近づける「合わせ技」です。
「この回答者なら、あのヒントで伝わるはず!」
「ほかの人があのヒントを書きそうだから、自分はこれを添えよう!」
そんなふうに、相手の知識や考え方を想像しながらヒントを選ぶことができます。
ここからが、私の考える『ジャストワン』の面白がりどころです。
④ ジャストワンのどこが面白い?|ここを楽しもう!
チームの中で自分は何を担う?
私が考える『ジャストワン』の面白がりどころは、自分がチームの中でどんな役割を担うかを考えることです。
協力して何問クリアできるか、これを達成するための参加者全員がワンチームです。
例えば、あるお題に対して、誰もが思いつきそうなヒントがあったとします。
それを書けば回答者には伝わりそうです。
でも、ほかの人も同じことを考えていたら、そのヒントは使えなくなってしまいます。
そこで考えます。
「ほかの人は何を書くんだろう?」
「この回答者は、どんな言葉なら分かるだろう?」
「自分は何を伝えるべきだろう?」
単に正解につながるヒントを考えるだけではありません。
チーム全体で正解するために、自分がどんな役割を担うかを考えるんです。
ヒーローになるか、縁の下の力持ちになるか
自分のヒントだけで回答者が正解したら、もちろんうれしいですよね。
まさにチームを救うヒーローポジション。
でも、全員がこのポジションを目指す必要はありません。
例えば、お題の文字数を伝える「3文字」というヒント。
あるいは、漢字なのかカタカナなのかひらがななのかを伝えるヒント。
それだけでは正解できなくても、ほかのヒントと組み合わせれば、回答者を助ける情報になります。
派手な一撃を狙うのか。
ほかの人のヒントを補うのか。
場合によっては、あえて地味な情報を伝える役に回るのか。
自分の役割を自分で考えられることが、このゲームの面白さです。
相手の意図を読んで、その「表」を行く
以前紹介した『スカル』というゲームでは、相手の意図を読み、その裏を行く駆け引きが面白さの一つでした。
一方、『ジャストワン』は対照的です。
相手が何を考えているのかを想像するところまでは同じ。
でも、目指す方向が違います。
『スカル』では、相手の思惑を見抜いて出し抜こうとします。
『ジャストワン』では、相手の考えを想像して、その力を生かそうとします。
相手の意図を読んで、その裏を行く『スカル』。
相手の意図を読んで、その表を行く『ジャストワン』。
私は、そんな対比ができると思っています。
もちろん、相手の考えを完全に読み切れるわけではありません。
だからこそ、予想が当たったときもうれしいし、思いもよらないヒントが出てきたときも面白いんです。
⑤ 関連記事・もっと知りたい人へ
自分の工夫が誰かの役に立つ喜び
『ジャストワン』を、ゲームのルールではなく「自分の工夫が誰かの役に立つ喜び」という視点から紹介した記事もあります。
関連記事:「自分のちょっとした工夫が、誰かの役に立ったらうれしくない?」
公式情報
詳しい製品情報は、日本語版発売元のアークライト公式サイトでも確認できます。
まとめ
『ジャストワン』は、みんなでヒントを考え、一つの言葉を当てる協力型のボードゲームです。
同じヒントが使えなくなるというルールによって、相手に伝わる言葉と、ほかの人が考えそうな言葉の両方を意識する必要があります。
私が特に面白いと思うのは、チームの中で自分がどんな役割を担うかを考えられること。
自分のヒント一つでチームを救うヒーローになるのか。
ほかの人のヒントを支える、縁の下の力持ちになるのか。
あるいは、自分のヒントが思わぬミスリードになってしまうのか。
正解できたときも、できなかったときも、お互いの考えを知る会話が生まれます。
自分の役割を考え、みんなで正解を目指す。
そんなワンチームの協力ゲームが『ジャストワン』です!
基本情報の出典
日本語版発売元:アークライト『ジャスト・ワン』公式製品情報
原版メーカー:Repos Production『Just One』公式製品情報
豊島区西池袋1-41-8 6F
店長 さこん
十佐近将典(じゅうさこんまさのり)
info@boardgamecafe.jp
03-6882-3946
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