ドミニオン新拡張『移動動物園』特集⑤「黒猫」
皆さまこんにちは。あるいはこんばんは。
いつもありがとうございます!
フリーボードゲームカフェONE店長の左近(さこん)です。
皆さんは『ジンクス』を信じますか?(入り方が宗教感ある。笑)
以前ブログに記載した「マーフィーの法則」も『ジンクス』に近いものがありますね。
ジンクスとは「言い伝え」のようです。主に悪い意味での。
私が子供の頃に言い聞かせられたのは、
・夜に爪を切ってはならない。
・朝の蜘蛛は逃してあげる。
です。
身近な所では、
・くしゃみをする時は誰かに噂されている。
・雷が鳴ったらおへそを隠す。
とかですかね。
そんなジンクスの代表例として「黒猫が目の前を横切ると不幸なことが起こる」があります。皆さんも一度は聞いたことがあると思います。
このジンクスのために『黒猫=不吉な存在』と思われがちです。黒猫可愛いですけどね。笑
私の黒猫のイメージは「ブラックキャット」でジャンプ漫画か「猫のジジ」で魔女の宅急便、というイメージです。どちらも良いイメージ!笑
そんな黒猫ですが今回ドミニオン『移動動物園』でカード化されました!
効果は、
“+2カードを引く あなたのターンでない場合、他のプレイヤーは全員呪い1枚を獲得する。|他のプレイヤーが勝利点1枚を獲得するとき、あなたはこのカードを手札から使用してもよい。”
です。
相手が勝利点をゲットした際に相手に不幸なことが起こる。。
やっぱり「黒猫=不吉な存在」としてカード化されてますね。笑
このカードの最も恐ろしい点は、「勝利点カードが獲得しづらくなる」ところです。
ドミニオンは「勝利点を集める」を目的としたゲームです。そのため基本的には「勝利点カードを獲得する」が必要な行動であり避けては通れません。(勝利点トークンを得られる場合は除きます。)
その行動を阻害する、心理的にプレッシャーをかけることができる「黒猫」は非常に恐ろしい存在です。
もう一つ重要なポイントは「使用枚数に上限がない」所です。つまり手札に複数枚の「黒猫」がある場合や「黒猫」を使用して引いたカードの中に「黒猫」があった場合に何枚でも使用することができます。
極端な話、山札の「黒猫」10枚全てを獲得していた場合に10枚全て使うことができます。
相手からすると1番高い得点の「植民地(繁栄)」を獲得したとしても、呪い10枚を受け取りますから相殺です。むしろ植民地1枚+呪い10枚がデッキに足されるため、デッキがめちゃくちゃ弱くなります。笑
ただし、決して最強カードとは言えません。相手が勝利点カードを獲得するまでは+アクションのないカードですからね。
しかも相手は勝利点カードを獲得せずにデッキを作りこんでおき、黒猫でもらう呪いも安定的に廃棄できるようにしておく対策も取れます。
やはりサプライとの相談になりますね。
デッキに入れすぎ禁物ですが、入れておくと相手を牽制できるカード。『黒猫』是非使ってみてくださいませ(^-^)/
それではまた次回のブログで!
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