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選択肢は多ければ多いほどいいと思うよね?

本当にそうかな?

私は基本的に、選択肢は多い方がいいと思っています。

何かを選ぶとき、候補が一つしかないより、いくつかあった方がいい。
今は必要なくても、将来必要になることがあるかもしれませんし。
だから、できるだけ選択肢を残しておきたい。

でも、実際に何かを選ぶ場面になると、少し話が変わってきます。
選択肢が多すぎて迷ったり、誰かに候補を絞ってもらって助かったりすることもあるからです。

選択肢は多い方がいいのか。それとも少ない方がいいのか。
今回は、私自身の経験から考えてみたいと思います。

将来のために、選択肢を残しておきたい

以前、「欲しいものリストが増え続ける……」という記事を書きました。

私は気になる商品を見つけると、とりあえず欲しいものリストに追加しておくことがあります。

でも、追加したからといって、すぐに買うわけではありません。
今は必要なくても、いつか必要になるかもしれない。あとで詳しく調べたくなるかもしれない。
そんなときに忘れてしまわないよう、リストに残しておくのです。

一度追加したものは、興味が薄れてもほとんど削除しません。
今は欲しくなくても、将来また気になることがあるからです。

こうして考えると、私にとって欲しいものリストは、買うものを決めるためだけの場所ではありません。

将来の自分が選べるものを、残しておくための場所でもあるのです。

気になるお店をブックマークしたり、面白そうな映画をメモしておいたりするのも、似た行動だと思います。

今すぐ選ぶ必要はない。でも、選べるようにはしておきたい。

そんな気持ちは、きっと珍しくないでしょう。

でも、実際に選ぶときはどうだろう?

先日、友人から映画に誘われました。

「金田一のリバイバル上映と、ちいかわ、どっちがいい?」

私は『ちいかわ』を選びました。

もしこれが「何か映画を観に行かない?」という誘いだったら、どうでしょう。

上映中の作品を調べて、面白そうなものを探して、友人の好みも考えて……。

選ぶ前に、いろいろなことを考える必要があります。
正直めんどくさいですよね。笑

でも、二つの候補が提示されていれば、どちらがいいかを考えるだけで済みます。

これは、チャッピー君(ChatGPT)との会話でも感じることです。

私はAIと対話しながら、自分の考えを整理することがあります。

そのとき「どう思いますか?」と自由に聞かれるより、「AとBなら、どちらに近いですか?」と聞かれた方が答えやすいことがあります。
もちろん、どちらでもないと答えることもできます。
それでも、最初からすべてを自分で考えるより、候補が用意されている方が考え始めやすいのです。

将来のためには選択肢を増やしておきたいのに、実際に選ぶときには絞ってもらう方が助かる。

少し不思議な話ですよね。

選択肢を絞ることで、見えてくるもの

最近遊んだ『ボムバスターズ』というボードゲームでも、似たことを感じました。

このゲームは、仲間と協力して、隠された数字を推理していくゲームです。

ゲームの開始時には、自分が持っている数字の一つを仲間に教える仕組みがあります。

それだけで、仲間が考えなければならない候補が絞られます。
さらに、ゲーム中は自由に相談できないものの、仲間がどの数字から宣言するかという行動も、推理の手がかりになります。

「ここでこの数字を選んだということは、別の数字について何か分かっているのでは?」

そんなふうに相手の行動から意図を読み取ることで、推理が進んでいきます。
実際、仲間の工夫を読み取れたことが、ゲームをクリアする助けになりました。

私にとっては、正解が分かること以上に、相手が何を考えて行動したのかを理解できたことが嬉しい体験でした。

ここで大切なのは、単に選択肢が減ったことではありません。

判断に役立つ情報があったからこそ、選択肢を絞ることに意味があったのです。

選択肢は多ければ多いほどいい?

ここまで考えると、選択肢が多いことには、良い面と困る面の両方がありそうです。

例えば、旅行先を決めるとき。

行ってみたい場所がたくさんあるのは楽しいことです。
知らなかった場所を見つければ、将来の楽しみも増えます。

でも、実際に旅行の日程を決めるとなれば、予算や移動時間、誰と行くのかといった条件を考える必要があります。
候補が多いほど、比較する手間も増えます。

欲しいものリストも同じです。
気になるものを保存しておくことには、それほど手間がかかりません。
でも、リストの中から何か一つを買おうとすれば、価格や必要性、置き場所などを考えなければなりません。

選択肢を持っていることと、その中から何かを選ぶことは、別の行動なのです。

また、選択肢を増やすこと自体にも、時間や管理の手間がかかります。
増やし続けることに夢中になって、いつまでも決められなくなることだってあるでしょう。

一方で、最初から候補を絞りすぎれば、もっと自分に合うものを見落としてしまうこともあります。

つまり、選択肢は多ければ多いほどいいわけでも、少なければ少ないほどいいわけでもないのだと思います。

増やすときと選ぶときを分けて考える

では、どうすればいいのでしょうか。

私は、今何をしたいのかによって、選択肢との付き合い方を変えればいいのだと思います。

将来のために可能性を残しておきたいなら、選択肢を増やしておく。
今、何かを決めたいなら、条件を整理して候補を絞る。

例えば、欲しいものリストに商品を追加するときには、まだ購入を決める必要はありません。
でも、実際に購入するときには、今の自分に必要なものを選ぶことになります。

映画に誘われたときも、友人が候補を二つに絞ってくれたからといって、自分で選ぶことをやめたわけではありません。
むしろ、候補が整理されていたからこそ、自分で選びやすくなりました。

選択肢を絞ってもらうことと、自分で選ぶことは、矛盾しないのです。

そして、選択肢を増やすことも、絞ることも、それ自体が目的ではありません。

何のために選択肢を持っているのか。
今は選択肢を増やしたいのか。それとも、何かを決めたいのか。

そこを意識するだけでも、選択肢との付き合い方は変わってくると思います。

選択肢の数より、大切なこと

私はこれからも、気になるものを欲しいものリストに追加すると思います。

今すぐ必要ではなくても、将来の自分のために残しておきたいからです。
でも、何かを選ぶときには、すべての選択肢を並べる必要はありません。
必要な情報を集めたり、条件を考えたり、誰かに候補を絞ってもらったりすることもできます。

大切なのは、選択肢がいくつあるかということだけではなく、必要なときに、自分が納得して選べることなのだと思います。

将来の可能性を残すために、選択肢を増やす。
今の自分が決断するために、選択肢を絞る。

どちらも、自分が望むものに近づくための行動です。

さて、あなたは今、選択肢を増やしたいですか?
それとも、そろそろ何かを選びたいですか?

是非一度考えてみてくださいませ(^_-)-☆


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