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サタンミラクルスペシャルウルトラスーパーメガトンパンチ

皆さまこんにちは。あるいはこんばんは。

いつもありがとうございます!

フリーボードゲームカフェONE店長の左近(さこん)です。

皆さんが好きな『必殺技』は何ですか?
私としては、


・ドラゴンボール『ビッグバンアタック』
ベジータが勝ち目のない相手に放つ「くそったれ~ビッグバンアタック!」という小物感が好きです。笑


・ワンピース『ムートンショット』
サンジが魚人クロオビに放った技、それまでの流れと最後の「デザートはいらねぇか?」も含めて好きですね!


・HUNTER×HUNTER『絶対時間(エンペラータイム)』
名前がカッコよすぎ。笑 キルアの「神速(カンムル)」も捨てがたいけど。


・ブリーチ『千本桜景義(せんぼんざくらかげよし)』
こちらは技の演出がカッコよすぎです。

という風に挙げ始めるとキリがないですね。
皆さんにもそれぞれ思い入れのある『必殺技』があると思います。

そんな『必殺技』ですが、最近当店の岩田オーナーのカタンを後ろから観察していて気付きました。
岩田オーナーも『必殺技』を持っていることを。
今日はそれを3つ紹介させて頂きます。

①『バースト防止という名の。』
はい。言わずとしれた「バースト防止交渉」ですが、岩田オーナーはこれを必殺技にまで高めております。
岩田オーナーはバーストを何より恐れています。手札半分、少なくとも4枚の資源カードを失う訳ですからね。痛いです。
しかも自分がトップ目の場合には資源を抜かれますので、実質8枚から3枚に減り5枚失うことになります。
5枚あれば開拓地・都市・発展カードいづれも可能ですから超痛いですよね。

と言うのは実は建前なのです。笑
岩田オーナーの交渉の上手さの秘訣に「相手のターンに交渉する」があります。
自分のターンよりも相手のターンの方が相手が心を開いてくれて提案も乗ってもらいやすい、さらに自分に対してのマークも甘い交渉になる、といいことづくめです。
ただ上記の状況でも自分がトップ目の場合には相手が警戒して交渉してくれなくなります。
その時に「バースト防止だから!」と枕詞を付けて交渉するのです。
一般的に「バースト防止交渉」は目的がバースト防止ですので防止したい側は何でもいいから資源を減らしたい。
つまりトレードされる資源カードの内容自体には意味が薄い、と思われています。事実一般的なカタンプレイヤーであればそうでしょう。
バースト防止交渉により結果的に自分の手札が7枚以下になることで満足します。
しかし岩田オーナーの場合には、目的が「交渉それ自体」であり「バースト防止」は手段でしかありません。
ここが非常に重要!

相手が「バースト防止なら応じてあげようかなぁ」とマークが甘くなったタイミングできっちり自分に有利な交渉を仕掛けていくのです。
具体的には「バースト防止したい!土1枚木1枚あげるから何でもいいから変えられない?」のような形。
上記であれば「要らない道資源の代わりにチャンスカードもしくは都市化資源ください。」という意味なのですが、これに気付かずに「バースト防止ならいいか。」と交渉に乗ってしまう方が多いのです。

②『解説のおじさん化』
これはある程度上手いカタンプレイヤーと同卓している時に発動します。例えば私とか。(自画自賛。笑)
そのプレイヤーの交渉やプレイングを他のプレイヤーに分かりやすく解説することにより、そのプレイヤーが盤面上強いような印象を与えるのです。
そして漫画やアニメでご存知の方も多いかと思いますが「解説のおじさん」は基本的に敵であるケースはありません。どちらかというと味方です。読者・視聴者に分かりやすく伝える役目。
そう、「解説のおじさん化」をすることにより、上手いプレイヤー1対その他のプレイヤー3の状況を作り、「だから協力しよう!」という空気を作るのです。
この空気があると自分へのマークは薄くなり甘い交渉が行われやすくなります。

③『都市させてもらい』
岩田オーナーに「8/4/3配置」を渡すと強い理由は実は、この必殺技にあります。
岩田オーナーは「負けてるので他プレイヤーの温情を受けて都市化する」ことに非常に長けています。
これができないプレイヤーが上記「8/4/3配置」を行っても出目が自分に偏った場合には圧勝、他に偏った場合には完敗します。
岩田オーナーが「8/4/3配置」を持つと、出目が自分に偏った場合には圧勝、他に偏った場合も自分に偏るまで耐えて状況を切り返して勝つ、ことができます。(最強かよ。笑)

本来自分の出目が出なくて自分の発展が遅いことは自分の責任です。他の要因はありません。
ただ、その状況を逆手に取り、「流石に可哀想だな」という他プレイヤーたちの温情を勝ち取るのです。
そして都市化させておき、確率が収束したタイミングでは資源力が都市化で倍になっていますので一気に捲くっていく、という試合展開です。

この必殺技は本当に「このままだと3-4点で終わっちゃいそう。」という状況に実際に陥っても諦めない姿勢と、その状況であることをしっかりと他プレイヤーにプレゼンできる力がなくてはできません。

はい。いかがでしたでしょうか。
実際に岩田オーナーとカタン同卓された方は「あっ!そういう技だったのか!」と思われたかもしれませんね。
これでまた岩田オーナー対策が出来たのではないでしょうか。

あっ、ちなみに私の必殺技は『ブログに岩田オーナーの強さを書くことで他プレイヤーが岩田オーナーを警戒する状況を作り私に有利な場を作る。』です。(長い。笑)

それでは次回のブログで!


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