この戦争を終わらせに来た。

皆さまこんにちは。あるいはこんばんは。
いつもありがとうございます！
フリーボードゲームカフェONE店長の左近(さこん)です。

皆さんは『戦争』についてどのくらいお話を聞いたことがありますか？
私は以前ブログに書かせていただきました通り、亡くなった祖父が戦争体験をしていて、私が幼いころに実体験を聞きました。
敗戦により捕虜になり悲惨な生活を強いられたお話でしたが、きっと幼い孫には話せないもっと凄惨なお話もあったことでしょう。

現代世界において、1世紀前のような戦争は起こり得ない、という話を本で読んだことがあります。
それは『戦争』の目的と費用対効果が薄れてしまったため、です。

元々『戦争』は他国の富（お金）を奪うことが目的でした。
多額の費用を投じてでも他国を武力で侵略しその富（お金）を奪うことが出来れば費用対効果としては十分。
要するに、○し合いを行いたい狂った独裁者が戦争を起こす、というよりは国家戦略の１つとして『戦争』が効力を持っていた、ということになります。

ただ、現代ではこの「富」の形が変化してしまいました。
１企業や１個人が国家規模の財力を持つこともあったり、そもそもお金が電子データ・暗号化されており、リアル世界では見えない存在になっていたり。
そして「情報」や「知識」がお金になったこともあり、国家を侵略してもその「情報」「知識」を奪うことは難しくなったり。

ということで現代では『戦争』を行うことは極めて「悪手」です。
そこそこ頭の良い方であれば、簡単にこの事実に辿り着きます。そして国家を収める方・もしくはその側近の方はだいたいがこの「そこそこ頭の良い方」であるはずなのです。

なので、基本的には平和を享受し続けられる良い時代に生まれたことに感謝ですね。

前置きが長くなってしまいました。
今日お話したかったのは「ボードゲームにおける戦争」のお話です。

皆さん大好き（？）カタンでは「盗賊」という相手の資源供給を絶ち、かつ既存の資源を奪う、という存在がいます。
この「盗賊」の存在がカタンを面白くしているのですが。。。

カタンをプレイしたことがある方は必ず一度は「盗賊どこ置くか問題」にぶつかります。
その問題に終止符を打つのが、我らが岩田オーナーの下記動画です。

是非こちらの動画を参考にしていただいて、盗賊をどこに置くかをマスターしてください。

ただし！カタンはコンピューターと遊ぶゲームではございません。自分以外の３人の「人間」のプレイヤーと遊ぶゲームです。
「何を当たり前のことを。」と思うかもしれませんが、実はこの点が非常に重要なのです。
なぜなら「人間には感情があるから。」です。
「あの時よくしてもらったから。」「あの時あんな仕打ちを受けたから。」こう思うのは人間であれば当たり前です。

これはボードゲームの手順に長けたプレイヤーが陥りやすいミスなのですが。
「この盤面ではこうするのが当然なのに、なんでこうしないの！？」と思わず言ってしまう展開が来た時、相手のせいにしてませんか？
違います。相手にそう思わせてしまった（行動を取らせてしまった）自分のミスなのです。

この点を認識して、改善しない限りそれ以上のステージには進むことができません。
「結果の原因は自分」このことをよく理解してボードゲーム遊びましょうね。

それではまた次回のブログにて！

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