ドミニオン新拡張『移動動物園』特集⑦「がらくた」
皆さまこんにちは。あるいはこんばんは。
いつもありがとうございます!
フリーボードゲームカフェONE店長の左近(さこん)です。
皆さんは「宝物」を持ってますか?
金銀財宝や思い出写真、ご家族恋人そのものと答える方もいるかもしれませんね。きゃー素敵!(えっ?笑)
そんな宝物も他の方から見たら「がらくた」に見えるかもしれません。
ボードゲームもプレイされない方から見たら「がらくた」に分類されてしまうかもしれませんね。悲しみです。笑
よくある漫画のベタな展開としては子供が大事にしてた物を父親が「こんながらくたばかりにうつつを抜かしおって。そんな暇があるなら勉強しろ!」とか言って捨てて、それにブチ切れて摑みかかろうとするが父親との確執・トラウマから怒ることもできず途方にくれる、というのがありますよね。(あるかな?笑)
物の価値はその人の価値観によって決定します。なので価値観の合わない方にとっては無意味な物に見えてしまっても仕方ありませんね。
そんな「無意味な物」が「がらくた」です。
ドミニオンの新拡張『移動動物園』にも登場しました「がらくた」カード!
名前は「がらくた」ですが名前に反して性能は!
。。。大したことないですね。(おいっ!笑)
「がらくた」の効果は、
“あなたの手札からカード1枚を廃棄する。そのカードのコスト①につき次の中から異なる物を1つずつ選ぶ:「+1カードを引く」、「+1アクション」、「+1カードを購入」、「+①」、「銀貨1枚を獲得する」、「馬1枚を獲得する」。”
です。
何となく「効果がいっぱい書いてあるし強そう。」と思っちゃいますよね。罠です!笑
がらくたがイマイチな理由は大きく2つあります。
その1.銅貨・呪い廃棄時のお得感がない。
「廃棄したカードのコスト参照系」のカード(引揚水夫、弟子、等)全般に言えることですが、銅貨・呪いはカードのコストが0ですので廃棄してもお得感がありません。もちろん廃棄すること自体にメリットがありますから無意味ではありませんが。初期デッキに1番多く入っている銅貨を廃棄した時のお得感がないのはちょっと残念ですね。
その2.性能が中途半端。
では首尾よく初期デッキの屋敷やその後銀貨などコストがあるカードを廃棄出来たとしましょう。
その時に得られる効果、上記に記載した通りですが。。
微妙、です。笑
複数の効果から複数を選択できるタイプのカードは実は多くありません。「手先(陰謀)」や「廷臣(陰謀第二版)」「名馬(収穫祭)」くらいでしょうか。(他にもあるかも。)
この中で「がらくた」は「手先」に1番近い性能を持っているのですが、この「手先」も微妙なカードです。笑
ドミニオンは1枚の万能カードを沢山集めるデッキよりも性能が偏ったカードを組み合わせたデッキの方が強力です。
よくありますよね。バランスタイプが多いチームより癖のある一芸タイプが多いチームの方が団結した時強い的な。あれです!
なので偏った性能の方がいいのですが。「がらくた」と言ったら。。残念です。笑
せめて「廃棄したカードのコスト分馬を得る」だったら良かったかも。
強そうなカードばかり紹介しても面白くないかなぁ、ということで本日はイマイチなカードも紹介させて頂きました。(がらくたファンの方申し訳ございません。)
皆さんも一度使ってみてその「がらくた」っぷりを味わってみて下さいませ(^-^)/
それではまた次回のブログで!
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