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なぜそれを選んだの?

皆さん、AIに質問してみましたか?

前回の記事「何から始めればいい?」では、まずは私もあなたも質問してみることから始めませんか?という提案をしました。

皆さんはどんな質問をして、どんな答えが返ってきたのでしょうか。
そして、その中から何かを選んでみましたか。

とはいえ、皆さんが実際に何をしたのかまではさすがに私にはわかりません。笑

そこで今回は、私自身の話をしてみようと思います。

古代オリエント博物館に行く

先日、池袋にある古代オリエント博物館へ行ってきました。

なぜ古代オリエント博物館を選んだのか?
実は、それほど大した理由はありません。

以前から存在は知っていたのですが、たまたま近くを通りかかってそのことを思い出したんです。

「せっかくだし、行ってみようかな」

それくらいの軽い気持ちでした。
前回のブログにも書いたし、何か次のブログのヒントになるものが見つかればいいな、という打算も少しはありましたよ。笑

実際に展示を眺めていて、私の心に残ったのは展示それ自体よりもそれを説明する説明文の言葉。
そこにはいくつか気になる言葉がありました。

「オシリス神」「ハンムラビ法典」「いぶし銀」など。

「あっ、これ知ってる!」

そんな感覚です。
オシリスは「遊戯王」
ハンムラビ法典は「目には目を歯には歯を」
いぶし銀は「渋い働きをした際に使う言葉」。

考えてみれば、私は中学校や高校で世界史を学んでいます。そこで得た知識が何かしら関係していたのかもしれません。
もちろん、それが理由だったのかはわかりません。

ただ、初めて見るものばかりの展示の中で以前から知っている言葉に目が留まったことは確かです。

気になったから選ぶ? 選んだから気になる?

ここで、ふと疑問が浮かびました。

人は気になったから選ぶのでしょうか。それとも、選んだから気になるのでしょうか。

例えば、歴史に興味があるから博物館へ行く。映画が好きだから映画館へ行く。

これは自然な流れですよね。

でも、今回の私は少し違いました。

古代オリエントに強い興味があったから博物館を探したわけではなく、たまたま近くを通りかかって存在を思い出したから入ってみた。
そして、展示を見ているうちに、知っている言葉に目が留まったんです。

つまり、興味があるから何かを選ぶこともあれば、何かに出会ってから興味が生まれることもあるのではないでしょうか。

もちろん、選んだからといって必ず興味が生まれるわけではありません。

何となく行ってみて、何となく帰ってくる。
そんなこともあるでしょう。
でも、それでもいいんです。

何かを選ぶとき、必ずしも立派な理由や明確な目的が必要なわけではありませんからね。

新しい興味と過去の経験

もう一つ、今回の体験から考えたことがあります。

それは、新しい興味を生み出そうとするのと同時にすでに持っている経験との接点を探すということです。

博物館で私の目に留まったのは、以前から知っていた言葉でした。
過去に学んだことや、見聞きしたことを思い出す。これを「想起」といいます。

一方で、何かをきっかけに興味や関心が呼び起こされることは「喚起」といいます。

過去の経験を思い出すことが、新しい興味につながる場合もある。
そんなふうに考えると、今回の『ボードゲーム案内所プロジェクト』にも使えそうな気がしてきました。

UNOなら遊んだことがあるでしょ?

例えば「ボードゲーム何それ?」という人がいたとします。

でも、UNOやトランプ、人生ゲームなど、ボードゲームっぽいものに触れた経験はあるかもしれません。

そこで、こんなふうに声をかけてみるのはどうでしょうか。

「ボードゲームはよく知らない? でも、UNOなら遊んだことがあるでしょ?」

「ああ、そういうものもボードゲームなんだ」

そう思ってもらえるかもしれません。

「UNO、懐かしい! また遊んでみたいな」

そんな気持ちになる人もいるでしょう。

でも、全員がそうなる必要はありません。

「へえ、そうなんだ。今はいいや」

それでも構いません。

なぜなら、その人の中で「ボードゲーム」という言葉の意味が少し変わったかもしれないからです。

それまで「よくわからないもの」だったボードゲームが「UNOみたいなものも含むんだ」と、少し身近になる。

それだけでも、価値があると思うんです。

選んでもいいし、選ばなくてもいい

ここまで考えてみると、新しい選択肢と出会うきっかけには、いくつかの方向がありそうです。

例えば、今の目的やニーズ。

「3人で何か楽しいことをしたい」

そんなときに、ボードゲームという選択肢を知る。

あるいは、過去の経験。

「そういえば、昔UNOで遊んだな」

そんな記憶から、ボードゲームという選択肢を身近に感じる。

どちらも、知らなかったものと自分との間に接点を見つける方法です。

そして、その先で実際に遊ぶかどうかは、本人が決めればいい。

選んでもいいし、選ばなくてもいい。ただ、知らなければ選ぶこともできない。

私はボードゲーム案内所を通じて、誰かに無理やりボードゲームを選んでもらいたいわけではありません。
ボードゲームは万能薬ではないですからね。(この表現気に入ってます。笑)

映画でも、カラオケでも、博物館でも、もちろんボードゲームでも。

その人が過ごしたい時間に合わせて、選べるものが増えたらいいな、と。

入口はどこ?

今回、たまたま博物館の前を通りかかったことから、こんなことを考えるようになりました。

興味があるから入口を探すこともあれば、入口に出会ったことで興味が生まれることもある。

そして、その入口には、今の目的やニーズだけでなく、過去の経験との接点も使えるかもしれません。

では、ボードゲーム案内所では、そんな入口をどこに用意すればいいのでしょうか。

どんな言葉で、誰に届ければいいのでしょうか。

次回は、そこを考えてみようと思います。

それではまた次回のブログで!

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