AIと一緒に「ボードゲーム案内所」を作ってみる。
皆さまこんにちは。
いつもありがとうございます!
ボードゲームカフェONE店長の左近(さこん)です。
突然ですが、皆さんは暇なとき、AIに何と聞きますか?
「何か楽しいことない?」
「暇つぶしになること教えて」
「休日に何か面白いことしたいな」
最近は、こんな漠然とした相談にもAIが答えてくれる時代になりましたね。素晴らしい時代だ。
私もAIオンチでしたが、この3連休でAIと壁打ちしている内に虜になりました。
では、AIはどんな選択肢を提案してくれるのでしょうか。
映画、カラオケ、散歩、旅行、ゲーム。
色々な候補が考えられます。
でも、世の中にはまだ自分が知らないだけで楽しいことがたくさんあるはずです。
例えば、ボードゲーム。
ボードゲームと聞いて、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。
人生ゲームやオセロ、トランプなどを思い浮かべる人もいるでしょう。
一方で、そもそもボードゲームという遊びに馴染みがなく、具体的にどんなことをして遊ぶのか、想像もつかない人もいると思います。
ボードゲームカフェで働いていて一番言われるのは「人生ゲームならやったことあります。」です。ボドゲカフェ店員あるある。
しかし、実際には、会話を楽しむもの、心理戦を楽しむもの、協力して課題を解決するもの、じっくり戦略を考えるものなど、様々なゲームがあります。
もし、今の気分や一緒にいる人たちに合ったゲームを提案できたら、普段なら思いつかなかった楽しみ方に出会えるかもしれません。
そこで私は、AIと一緒に「ボードゲーム案内所」というデータベースを作ってみることにしました。
データベースとは言ったものの小難しいものではありません。ブログ記事を増やそうという試みです。
目指すのは、ボードゲームを知っている人のためだけの検索サイトではなく、
「ねぇチャッピー何か楽しいことないかな?」
そんな何気ない相談から始まって、本人がまだ知らなかった遊びの選択肢に出会える。
そんな仕組みを作れたら面白いのではないか、と考えています。
例えば、友人3人と集まって、3時間ほど自由な時間ができたとしましょう。
「何か面白いことないかな?」
そう考えたとき、ボードゲームを遊ぶという選択肢が自然に出てくる人はどれくらいいるでしょうか。
普段からボードゲームを遊んでいる人なら、候補に挙がるかもしれませんね。
でも、ボードゲームをあまり知らない人にとっては、そもそも選択肢にすら入っていない可能性があります。
これって、もったいないと思うんですよね。
もちろん、ボードゲームを知らない人に無理にボードゲームを勧めたいわけではありません。
その人が本当に求めているのが映画なら、映画を楽しめばいい。
外で体を動かしたいなら、散歩やスポーツをすればいい。
ただ、本人が知らないだけで、実は自分にぴったりの楽しみ方があるかもしれない。
その可能性を広げたいのです。
ボードゲームには本当に色々な種類があります。
短時間で気軽に遊べるものもあれば、数時間かけてじっくり楽しむものもあります。
つまり、ボードゲームと一言で言っても、その中身は千差万別。
「ボードゲームが好きな人に、どのゲームを勧めるか」という話であれば、比較的考えやすいと思います。
でも、今回やりたいことは、その一歩手前です。(一歩先?笑)
そもそもボードゲームを知らない人に、どうすればその存在を知ってもらえるのか。
そして、どうすれば「それ面白そうだね。やってみたい!」と思ってもらえるのか。
ここを考えていきたいわけです。
AIに「何か楽しいことない?」と相談したとき。
最近はAIの進化が本当にすごい!
質問をすれば答えてくれますし、文章を書いたり、情報を整理したり、アイデアを出したり、様々なことができます。
では、AIに「何か楽しいことない?」と聞けば、ボードゲームを提案してくれるでしょうか。
もちろん、提案してくれる可能性はあります。
ただ、ここで考えたいのは、AIがボードゲームの知識を持っているかどうかだけではありません。
例えば、AIに「3人で3時間くらい遊べる面白いボードゲームを教えて」と聞いたとしましょう。
この質問には、すでにボードゲームという選択肢を知っていることが前提としてあります。
でも、今回想定しているのは、もっと漠然とした相談です。
「暇だなー。何か面白いことない?」
「友達と集まっているんだけど、何をしよう?」
「休日にいつもと違うことをしたいな」
こうした相談をする人は、必ずしもボードゲームを探しているわけではありません。
むしろ、ボードゲームという選択肢を思いついていないからこそ、AIに相談しているのかも。
そう考えると、必要なのは単にボードゲームの情報をたくさん持っていることではなさそうです。
その人がどんな状況にいて、何を求めていて、どんな体験なら楽しめそうなのか。
そうした情報と、ボードゲームが持つ特徴を結びつけることが重要なのではないかと思いました。
例えば、友人と集まっていて、会話を楽しみたい。
でも、ただ話しているだけでは少し物足りない。
そんな状況なら、自然と会話が生まれるボードゲームを提案できるかもしれませんね。
あるいは、何かに熱中したい、頭を使って達成感を味わいたい、という気分なら、じっくり考えるゲームが合うかもしれません。
大事なのは、最初からゲーム名を知っていることではなく、自分が求めている楽しさに出会えることです。
7年半のボードゲームカフェでの経験を活かす。
私はボードゲームカフェで約7年半働いてきました。
その中で、様々なお客様がボードゲームを遊ぶ姿を見てきました。
ゲームによって盛り上がり方は違いますし、同じゲームでも遊ぶ人たちによって全く違う展開になります。
初心者の方が予想外の選択をして面白い展開になったり、経験者同士だからこそ生まれる駆け引きがあったり。
実際にお店で働いていると、ゲームの説明書や紹介文を読むだけでは分からないことがたくさんあります。
例えば「このゲームは面白いですよ!」と紹介することはできます。
でも、本当に知りたいのは、そのゲームがどういう意味で面白いのか、どんな人に向いているのか、という部分ですよね。
そして、その情報は必ずしもゲームの公式サイトや説明書に書かれているわけではありません。
ここに、私がこれまで経験してきたことを活かせる余地があるのではないかと思いました。
ただし、私が経験したことを全部そのままAIに話せば、それで完成するわけではありません。
経験というのは、意外と言葉になっていないものです。
「なんとなくこのゲームは盛り上がる」
「この人数ならこっちのゲームの方がいい」
「このゲームはこういう人たちが遊ぶと特に面白くなる」
そうした感覚(経験値、暗黙知)の裏側には、何かしらの理由があるはず。
それを一つずつ言葉にして、整理して、誰かが使える情報に変えていく。
今回のプロジェクトでは、ここをAIと一緒にやってみようと考えています。
ボードゲームの情報だけではなく、楽しさにつながる情報を蓄積する。
では、ボードゲーム案内所にはどんな情報を蓄積していけばいいのでしょうか。
例えば、ゲームの基本情報。プレイ人数、プレイ時間、対象年齢、ルールの難易度など。
こうした情報は、実際に遊べるゲームを絞り込むために必要です。
流石に用意した方がいいでしょう。でもこれだけなら案内所である理由がない。
例えば、プレイ人数が4人で、所要時間が30分のゲームがあったとします。
その条件だけで、どんな4人組にもおすすめできるでしょうか。
もちろん、そんなことはありません。
初対面の人同士なのか、仲の良い友人同士なのか。
会話を楽しみたいのか、勝負に熱くなりたいのか。
簡単なルールで気軽に遊びたいのか、難しいゲームに挑戦したいのか。
そうした状況によって、適したゲームは変わってくるはず。
つまり、ゲームそのものの情報に加えて「そのゲームがどんな楽しさを生み出すのか」「どんな状況でその楽しさが発揮されるのか」という情報が必要になります。
そして、もう一つ重要なのが、ボードゲームを知らない人にとって、その楽しさが想像できるかどうかです。
例えば「正体隠匿系のゲームです」と説明されても、そもそも正体隠匿という言葉を知らなければ、何が面白いのか分かりませんよね。
それよりも「友人同士でお互いの嘘を見破ったり、うまく相手をだましたりするゲームです」と説明した方が、遊んだことがない人にもイメージしやすいでしょう。
ゲームの分類や専門用語を知っている人に向けた情報と、何も知らない人に楽しさを伝えるための情報、この両方を蓄積していく必要がありそうです。
まだ、具体的にどんな項目を用意するのが最適なのかは確定していません。
ただ、単にゲームの名前やルールを並べるだけでは、今回目指しているものには届かないと思っています。
AIに全部任せるのではなく、AIと一緒に考える。
ここが肝心かなめ。
AIが便利だからといって、AIに全部任せればいいとは思っていません。
今回のプロジェクトで必要なのは、私が実際に経験してきたことやそこから考えたことです。(いわゆる知見です。)
それをAIが最初から持っているわけはなく、AIにできることは、私の話を聞き、情報を整理し、分類し、矛盾や不足を指摘し、必要に応じて新しい視点を提示すること。
一方で、私の経験から何を取り出すべきなのか、何を大切な情報と考えるのか。
そこには人間側つまり私の判断が必要です。
また、AIがもっともらしいことを言ったとしてもそれが正しいとは限りません。
経験に基づく事実なのか、私自身の解釈なのか、それともAIが考えた仮説なのか。
ここを混同してしまうと、せっかくデータベースを作っても信頼性が担保できません。
なので、単にAIにボードゲームの知識を集めてもらうのではなく、私の経験とAIの整理能力を組み合わせて、少しずつ知識の土台を作っていこうと思っています。
私が経験を話し、AIが整理する。
整理されたものを見て、私が違和感や不足を指摘する。
そこからまた新しい問いが生まれる。
そんなやり取りを繰り返すことで、自分の中にあった曖昧な感覚も少しずつ言葉にできるのではないかと考えています。
ボードゲームを勧めることが目的ではない。
もう一つ、私が大切にしたいことがあります。
それは、ボードゲーム案内所と言いながらも、何でもかんでもボードゲームを勧める仕組みにならないようにすることです。
「何か楽しいことない?」と聞かれたからといって、必ずボードゲームを勧めればいいわけではありません。
それは私ボードゲームカフェ店員のエゴです。
例えば保険の営業であれば「将来の不安、があるなら保険を是非」となりますよね。でも本当は人とのつながりを増やしておくことや株などで不労収入を得られる仕組みを作っておく方がいいこともありますよね。
私としては、できるだけ視座を高く。
大事なのは、ボードゲームを遊んでもらうことそのものではなく、その人が求めている楽しさに近づくことです。
その人が一人で静かに過ごしたいなら、一人で楽しめることを提案すればいい。
体を動かしたいなら、スポーツや散歩を提案すればいい。
そのうえで、ボードゲームが適した選択肢になりそうなら、提案できるようにしたい。
そして、ボードゲームを知らなかった人が「そんな遊びがあるんだ。面白そうだね」と興味を持ってくれたら、それは一つの成果だと思います。
今まで知らなかった選択肢を知る。
その選択肢の中から、自分に合ったものを選ぶ。
そして、実際に体験してみる。
そうしたきっかけを作れるように。
まずは、私自身の経験を掘り起こすところから。
さて、ここまで色々と書いてきましたが、現時点ではまだ計画段階です。
実際にどれくらい役に立つものができるのか。
AIは私の経験をどこまで理解できるのか。
そして、整理した知識を本当に使えるデータベースにできるのか。
やってみないと分かりません。
これまで当たり前だと思っていたことを改めて言葉にしてみると、自分でも気づいていなかった考え方が見えてくるかもしれません。
「自分の当たり前は誰しもの当たり前じゃない」誰かのヒントになるかも。
そしていつか、誰かがAIに「何か楽しいことない?」と相談したとき。
その人がボードゲームを知らなくても、ボードゲームを遊ぶという選択肢が自然に提案される。
さらに、その人が実際に遊んでみて「こんなに面白いものがあったんだ」と感じてくれる。
そんな未来につながるものを作れたら面白いですね(^^♪
今後の展開にご期待ください!
それではまた次回のブログで!
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