僕は持たざる者なんだ。

皆さまこんにちは。あるいはこんばんは。
いつもありがとうございます！
フリーボードゲームカフェONE店長の左近(さこん)です。

昨日水曜日はドミニオン練習会！でしたがお昼の時間帯にご予約を頂きましたので、そちらのご要望を叶える形になりました。
ご来店いただきましたのは、『プロギャンブラー』の「のぶきさん」です！お友達とご一緒に。
誠にありがとうございます！

のぶきさんとはTwitter（＠nobukiarai）での繋がりはありましたがお会いするのは初。
事前に岩田オーナー及びバブ支部長より「のぶきさんはマジでめちゃくちゃいい人！」と聞き及んでおりましたのでとても楽しみでした。
お会いしての感想は。。。まさしくその通り！非常に感じが良く明るく礼儀正しい方でした。
『プロギャンブラー』という肩書きを目にするとアンダーグラウンド感のある怖い方かなぁ、と思いがちですが全くそんなことありませんでしたね。

そんなのぶきさんとお友達、岩田オーナーと私でやったのはバリエーションカタン！
『エジプトカタン』と『旧石器時代カタン』をやりました。
バリエーションはとにかく長い。上記２つで13：00～18：00の部は終了してしまいましたね。笑

バリエーションカタンでは交渉があまり行われず「とにかく資源力が重要」という法則があります。
この資源力の源泉は「ダイスの出目」です。
出目に恵まれないと本当に何もできません。いわゆる資源持たざる者になってしまいます。

この時の戦い方がありますが、ここでのぶきさんたちと岩田オーナー（及び私）との常識の違いが出ていました。
それぞれが親しんだカタンの戦い方がありますので、どちらが良い悪い合っている間違っているはないという前提ですが、一応私は岩田オーナーの考え方を支持しています。

どの部分で違いが出たかというと。。。

「自分の勝ち目が明らかに他の人より薄い場合に現状１位の人を止めるかどうか。（出目で７が出た場合、騎士カード等を使う場合）」です。

皆さんはどう思いますか。
「どんな時でも１位の人を止める！それがカタンでしょ。」もちろんこの考え方も正解だと思います。
細かい状況説明なしで恐縮ですが、岩田オーナーの選択は「２位の人を止める」ことでした。
正確には「自分の勝ち目を増やしてくれる人を止めない。」です。その結果として２位の人を止めることになりました。

これはカタンの勝率を上げる上で非常に重要な考え方です。
どんな状況でも「勝ち目」を作ることによって、総試合数に占める勝ちの確率は上がります。
この考え方は自分が最長交易路（ロンゲスト）をキープし続けないと他の人が簡単に勝ってしまう状況いわゆる「ロンゲストおじさん」になってしまった場合にも使えます。
もしキープし続けた先に自分の勝ち目がないのなら早々に諦める姿勢を見せるのも戦略です。
「なんで！キープしないとダメでしょ。」と言われても関係ないのです。自分に勝ち目がないのであれば。
ロジックとしては「自分にも勝ち目がある状況なので１位の人を止めるが成り立つ。自分に勝ち目がないなら誰が勝っても同じ。」なのです。

そうこの「諦める姿勢」こそが持たざる者の戦い方なのです。
もちろん諦めたままでいると勝てないため「諦める姿勢」はあくまでも戦略として、です。笑
メンタルは勝ちを追い続けます。

そして「諦める姿勢」に焦っている他のプレイヤーたちに臆面なくこう言いましょう。
「じゃあ私にも勝ち目をくださいよ！」と。

この「持たざる者」の戦い方を身につけることであなたも『常勝』軍団になれるかも。笑

それでは次回のブログで！

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